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21.07.04 合奏練習②

 今期二回目の合奏練習となるこの日は、ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲を初めてオーケストラ全体で合わせました。この日のタイムテーブルは以下の通りです。

 

9:00 集合・セッティング 9:10 ラルゴ/ヘンデル(35分) 9:45 休憩・ミーティング 9:55 モーツァルト/交響曲第40番 第3・4楽章(50分) 10:45 休憩 10:55 モーツァルト/協奏交響曲 第1楽章(50分) 11:45 リセッティング 12:00 解散

 

 この日の練習で確認した内容を簡潔にまとめました。譜面と共にご確認ください。また、録音も別途共有してありますので、団員の皆様は録音も合わせてご利用ください。


※音名表記はドイツ語に従っています。(例. C→ハ、Fis→嬰ヘ、H→ロ、B→変ロ)

※移調楽器は記譜上の音を示しています。実音ではありません。


1. ヘンデル/ラルゴ(オンブラ・マイ・フ)


全パート共通

  • 第39小節:滑らかに弾くので難しいけれども、縦をそろえる(全員のタイミングをそろえる)意識を持つ。

  • 第51小節:小節に入るタイミングに(若干の間があるので)注意してそろえる。

第1ヴァイオリン

  • 第1小節:音の立ち上がりを早く。

  • 第2小節:1拍目のGから2拍目のFisへは旋律的に。(1拍ずつ和音が進行する第4小節と弾き方を分ける。)

  • 第22小節:2拍目裏の8分音符のタイミングが早くならないように。

  • 第23小節:情熱的に。思い切った演奏に期待!

  • 第28小節:パート全員でcresc.

  • 第39小節:1拍目のGよりも2拍目のGの方が大きくなるように。

第2ヴァイオリン

  • 第6小節:dim.のタイミングが早すぎる。dim.をあまり意識せずに3音を均等に。

  • 第22小節:2拍目裏の8分音符のタイミングが早くならないように。

ヴィオラ

  • 第27小節:音量をもっと欲しい。

  • 第39小節:スラーとして弾く(弓を止めない)。

チェロ・コントラバス

  • 第30小節:下げ弓の時の弓速が速すぎる。

  • 第42小節:硬い音質で。

  • 第50小節:2拍目で弱くならないように。



2. モーツァルト/交響曲第40番 第3楽章


全パート共通

  • 第13小節(Trio):音程が正確になるようにお願いします。

フルート

  • 練習記号A(第15小節):fではなくmfくらいに落としたテンションで。

  • 第16小節:8分音符はすべて切るように。

  • 第12小節(Trio):2拍目まででフレーズを一度切って、3拍目からのフレーズと分ける。

  • 第24小節(Trio):スラーに忠実に従った歌い方で。

  • 第25小節(Trio):espressivoで。

オーボエ

  • 練習記号A(第15小節):fではなくmfくらいに落としたテンションで。

  • 第16小節:8分音符はすべて切るように。

  • 第27小節:8分音符を強調。

  • 第12小節(Trio):2拍目まででフレーズを一度切って、3拍目からのフレーズと分ける。

  • 第16小節(Trio):音量を抑えて。

  • 第24小節(Trio):スラーに忠実に従った歌い方で。

クラリネット

  • 練習記号A(第15小節):fではなくmfくらいに落としたテンションで。

  • 第16小節:8分音符はすべて切るように。

ファゴット

  • 練習記号A(第15小節):fではなくmfくらいに落としたテンションで。

  • 練習記号C(第37小節):テンポが速くなりがち。

  • 第12小節(Trio):2拍目まででフレーズを一度切って、3拍目からのフレーズと分ける。

ホルン

  • (特になし)

第1ヴァイオリン

  • 第30小節:3拍目のAはアタック強く。そのうえで伸ばしながら少し持ち上げる(膨らませる)ように。(第32小節も同様に。)

第2ヴァイオリン

  • 第29小節:3拍目のEsで歌って。

  • 第31小節:3拍目のAはアタック強く。そのうえで伸ばしながら少し持ち上げる(膨らませる)ように。

ヴィオラ

  • 第27小節:8分音符を強調。(第26小節の8分音符よりも強く。)

チェロ・コントラバス

  • 第27小節:8分音符を強調。(第26小節の8分音符よりも強く。)



3. モーツァルト/交響曲第40番 第4楽章


全パート共通

  • 弦楽器の冒頭はpiano。その上で音の粒をそろえなければいけない。

フルート

  • 第2小節~第3小節:(弱拍も含めて)音価を短く。

  • 第17小節:2分音符は丸く収めずに、突き放すように。

  • 第23小節:stacc.が外れているので、stacc.がついていた冒頭よりも軽く吹く。

  • 第48小節:2分音符は(休符直前まで)可能な限り長く保つ。

  • 第96小節~第100小節:pianoをキープ。

オーボエ

  • 第2小節~第3小節:(弱拍も含めて)音価を短く。

  • 第17小節:2分音符は丸く収めずに、突き放すように。

  • 第23小節:stacc.が外れているので、stacc.がついていた冒頭よりも軽く吹く。

  • 第48小節:2分音符は(休符直前まで)可能な限り長く保つ。

クラリネット

  • 第2小節~第3小節:(弱拍も含めて)音価を短く。

  • 第17小節:2分音符は丸く収めずに、突き放すように。

  • 第23小節:stacc.が外れているので、stacc.がついていた冒頭よりも軽く吹く。

  • 第48小節:2分音符は(休符直前まで)可能な限り長く保つ。

  • 第88小節:1拍目と3拍目とで切る。

ファゴット

  • 第2小節~第3小節:(弱拍も含めて)音価を短く。

  • 第17小節:2分音符は丸く収めずに、突き放すように。

  • 第23小節:stacc.が外れているので、stacc.がついていた冒頭よりも軽く吹く。

  • 第48小節:2分音符は(休符直前まで)可能な限り長く保つ。

  • 第65小節:少し肩の力を抜いて。

ホルン

  • 第2小節~第3小節:(弱拍も含めて)音価を短く。

  • 第17小節:2分音符は丸く収めずに、突き放すように。

  • 第48小節:2分音符は(休符直前まで)可能な限り長く保つ。

  • 第102小節:いきなりforte。

  • 第147小節:アタックを強めに。

第1ヴァイオリン

  • 第2小節~第3小節:弓をたくさん使うよりかは、弓圧を強くするforte。

  • 第17小節:符点2分音符の音価分伸ばす必要はなく、管楽器と同様に2分音符として良い。

  • 第41小節:軽く。それまでよりも大きめに。3拍目・4拍目は深刻に刻むことなく、まるで2分音符を弾いているかのように軽く。

  • 第95小節:pianoで入る。

第2ヴァイオリン

  • 第2小節~第3小節:弓をたくさん使うよりかは、弓圧を強くするforte。

  • 第41小節:軽く。それまでよりも大きめに。3拍目・4拍目は深刻に刻むことなく、まるで2分音符を弾いているかのように軽く。

  • 第95小節:pianoで入る。

ヴィオラ

  • 第2小節~第3小節:弓をたくさん使うよりかは、弓圧を強くするforte。

  • 第65小節:少し肩の力を抜いて。

  • 第95小節:pianoで入る。

  • 第147小節:弱拍の入りからもっと主張。

チェロ・コントラバス

  • 第17小節(コントラバスのみ):2分音符は丸く収めずに、突き放すように。

  • 第63小節:(指揮棒と共に)他楽器を先導する。2音目(D)が遅くなる傾向があり。

  • 第65小節:少し肩の力を抜いて。



4. モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 第1楽章


全パート共通

  • 第1小節~第2小節:sfp(第1小節1拍目・第2小節1拍目)はすぐに抜く。(音は切らない。)逆にf(第2小節3拍目)はfをキープ。

  • 第38小節:Violaに寄せる。走らない。

  • 第93小節:1拍目の音をtenutoで。(少し長めに。)3拍目へ滑らかにつなげて、音価分しっかりと(第94小節直前まで)伸ばす。

  • 第166小節:肩の力を少し抜いて、音量もすこし減らす。

  • 第173小節:ritardanto.します。

オーボエ

  • 第41小節:2拍目・4拍目のstacc.で走らないように。また、1拍目・3拍目のfpはもう少し音量を出すように。

  • 第165小節:全音符(B, C)は可能な限り長く。

ホルン

  • 第33小節:1拍目のCが重要。なるべく長くはっきりと。

  • 第165小節:全音符(C, E)は可能な限り長く。

第1ヴァイオリン

  • 第3小節~第4小節:走らない。

  • 第11小節:fpを重視して、4拍目のEsはすぐに抜く。

  • 第13小節:終わり(C)は丸く収める。

  • 第25小節:3拍目・4拍目(B)は、それまでと違って8分音符に変わっているので強調。

  • 第26小節:休符を軽視して走らないように。

  • 第27小節:音量が足りない。「渾身の一撃をください。」

  • 第49小節:3拍目(A)のtrillの際、半音階であることをアピール。ここから煽っていくが、テンポは守るようにしたい。

  • 第74小節~第77小節:分散和音の進行で走らないように。1音1音しっかりと拾うように。

  • 第81小節:3拍目(D)ではねない。「置く」イメージ。

  • 第86小節~第87小節:走らない。

  • 第126小節~第127小節:元気に。

  • 第159小節:2拍目の付点8分音符(D)はtenutoにしない。第161小節・第163小節も同様に。

第2ヴァイオリン

  • 第3小節~第10小節:速くならないように。

  • 第13小節:終わり(A)は丸く収める。

  • 第74小節~第77小節:分散和音の進行で走らないように。1音1音しっかりと拾うように。

  • 第81小節:3拍目(B)ではねない。「置く」イメージ。

  • 第86小節~第87小節:走らない。

  • 第126小節~第127小節:元気に。

ヴィオラ

  • 第159小節:2拍目の付点8分音符(D)はtenutoにしない。第161小節・第163小節も同様に。

チェロ・コントラバス

  • 第5小節~第6小節:走らない。

  • 第15小節:小節あたまの4音(Es)をそれまでよりも強く。第19小節も同様に。(第23小節は強くしない。)

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